@do_seasonsのメモ帳
ラブライブ!2期12話でなぜアンコールが起きたのか
2015年05月08日 (金) | 編集 |
半年間に2回も質問されたのでケリを付けておこうと思って記事を書くことに。そもそもこの問題は検索しても全然でてこなかったのでおそらくあまりメジャーではない=疑問に思った人が少ないのだろうと思います(他にやばそうなところがいっぱいある)。例えばこの感想サイトでは、

誰もがラブライブ!本戦のステージは一回限りであることを理解しているはずだ。μ'sはこのステージを「ラストライブ」と呼んでいるし、ラブライブ!という大会のルールにも確かに存在している以上、観客達もおそらく理解している事だろう。今眼の前で行われているステージは最初で最後の一回限りのステージである事を。しかしそんな一回限りのステージだとわかっていても受けた感動をもう一度見たいと望むことは別段おかしなことではない。理屈では理解しているからこそもう一度そのステージを見たいと望み、アンコールを求めて叫んでしまう。そしてそんなアンコールを望む声が、「みんな」の声が一回限りのステージにアンコールをもたらしていく。 (マンガ☆ライフ)


と書いてあります。これでほとんど解決してしまうのでここから先は蛇足なんですが、まあせっかくなので色々考えてみます。


◇アンコールは本当に発生するのか?
ライブやコンサートにおいて演目の終了後に客からアンコールが発生し、再び演者が登場する、という流れが存在します。これは「最初から予定されたもの」と「予定にはなかったもの」の2通りがあり、現在のコンサート・ライブでは予定されたものが大多数でしょう。演者が休憩したり衣装を変えたり流れに区切りをつけたり、またライブを成功させたようにみせる(満足感)ために行います。その一方で本当に観客からの要請で曲目が増えることもあり、実際にラブライブ!3rdライブにおいてはBGMに乗せた観客の大合唱が起こり、退場しようとしていた演者が引き返し、涙しながら全員で歌う(曲目の増加=アンコール)場面がありました。観客の熱量と演者の熱量が揃った時、予定外のアンコールは現実化します。

◇アンコールを起こした人物
厳密に言うとアンコールは発起人が存在します。誰かが言いだし、周りに伝染していきます。ではアニメラブライブ!12話においてそれを言いだしたのは誰なのかと言えば、ヒデコ、フミコ、ミカの3人(いわゆる神モブ)だったのではないかと考えます。根拠として、

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この3人は事前に部室から『僕らは今の中で』の衣装を取って来ており、この会場に運んでいます。アンコールの最中にアリーナ席を抜けだし関係者入口から裏へ回り、穂乃果たちに衣装を届けています。この3人はなぜ事前に使いもしない(μ'sが頼んでいないことは穂乃果たちの表情から推測できる)衣装をこの場所へ運んでいたのでしょうか?「アンコールがあるかもしれない準備」というよりは、「アンコールをしかけてやろう」くらいの意気込みがあったと考えた方が自然ではないでしょうか。

◇第2回ラブライブ!決勝ステージはμ'sの「ホーム」だった
ヒフミ3人たちを筆頭に、会場には多くの身内(A-RISE、家族)が存在します。なによりμ'sは「第1回大会優勝者A-RISEを予選で蹴落とした超強豪」で「優勝候補筆頭と噂」であり、そして決勝のステージはμ'sが予選を突破した地元「東京地区」です。決勝のパフォーマンスを披露するより前の段階で、μ'sには莫大な数のファンが存在し、あの会場に詰め掛けています。アンコールが発生してしまえば、その熱量が止まることはないでしょう。(ステージの場所はμ'sの入り時間が朝/夜景のビル/地理的問題などからの推測です)

◇観客と演者の熱量の一致
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「このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない、応援なんて全然もらえないかもしれない、でも、一生懸命頑張って、私たちがとにかく頑張って、届けたい、今、私たちがここに居る、この想いを」

練習に練習を重ねても第1回ラブライブ!では披露することのできなかった『僕らは今の中で』を今ここで、大勢の観客に背中を押され歌い踊ることができるのです。

◇そんなん言ってもコンテスト会場だし誰か止めるべきでは?
このステージはμ'sのホームでしたが、しかし「μ'sのために用意されたステージ」ではありません。ではμ'sではなく「参加したスクールアイドルみんなのためのステージ」なのかと言うと、それもまた違います。このステージは「ラブライブ!を運営している謎の組織School idol project」のためのステージです。

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(ステージ液晶に燦然と輝くSchool idol projectの文字を見る穂乃果たち)

アニメにおけるスクールアイドル大会『ラブライブ!』は大々的に地区予選やメディアへの展開を行っており、School idol project(運営会社名)にとって集大成ともいえる一大イベントです。しかし甲子園や高校サッカーのように歴史があるわけではない、たった2回目の大会です。来年には資金難で継続できなくなるかもしれず、運営としてはイベントの成功・興行収入を1番に考えなくてはならない状況です。そんな中で迎えた決勝戦、トリを飾る優勝候補が見事なステージパフォーマンスを成功させ、会場のボルテージは頂点に、鳴りやまないアンコールの中、演者も最高の状態で「新曲と新衣装がある」と言ってくる。μ'sのステージ、ひいてはこの大会・決勝戦がアイドル界隈で伝説として(作中『伝伝伝』のように)語り継がれそうな気配(=商業的成功)すらあるそんな時、これを遮って「表彰式に移ります」とするでしょうか?しないでしょう。大会運営陣の常識的な判断としてアンコールは受けるべきなのです。(ちなみにステージ順が1番最後であることはAパートで言及されています)

◇まとめ
・アンコールは神モブが起こしたかも?
・アンコールが伝染してもおかしくない状況だった
・アンコールを受けた方が運営にとって都合が良かった

以上です、楽しめてもらえたなら嬉しいです。
やってやったぞ花田ァ!!!映画も期待してるからなァ!!!
 
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